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空手道とは
沖縄、中国から日本に伝えられた「手」、「唐手」などは、我が国に於いて培われて来た各武道に吸収され修整が続けられ、武道としての空手道が確立された。
武道は我が国古来の精神を祖とする「神道」や渡来した「佛教」の思考を反映させ日本独自の文化として心身の鍛錬を行うものである。この基盤を喪失したとき、武道としての空手道は単なる「カラテ」となる。
正伝空手道は日本の空手道である。単なる格闘技もそれぞれ社会に認められるためには、いつの時代においても望ましい人間像が要求された。そのため、日本に浸透する上で日本独自の精神が反映され、一聞では武道と相違ないように思われる。しかし、単なる格闘技はスポーツであり勝利を最終の目的としている。正伝空手道は、武道として心身の健康を最終の目的として行うものである。